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メキシコ 麻薬 組織

年2月、メキシコ合衆国ミチョアカン州の洞窟で悪名高き麻薬ギャング「テンプル騎士団」の首領セルバンド・ゴメス、通称ラ・トゥタ(教師. アヘン戦争(1840~42)の結果中国でアヘンが拡大したことが全ての始まりである。1860年代以降、植民地における奴隷制の廃止によって新たな安価な労働力として中国人移民が世界中に渡り、メキシコにも多数の中国人労働者が職を求めて訪れる。 メキシコは、1821年にスペインから独立したものの、植民地支配の負の遺産として経済状態は最悪で、政情が安定せず、さらに「米墨戦争(1846~48)」の敗北で領土の北半分を喪失、アメリカ南北戦争に連動しておきたフランスのメキシコ侵攻「干渉戦争(1862~67)」を経てようやく1860年代後半から復興期に入り、そこで労働力として中国人移民が求められた。中国人移民は勤勉に働いたが、必ずしも生活は楽なものではなく、そこで、彼らの一部が本国からアヘンケシを輸入して栽培を始め次第に拡大、メキシコ人にも広がってケシ農園経営者が登場する。 1880年代、政情不安の中でポルフォリオ・ディアス将軍が独裁体制を築くと、ディアスは自身の支持基盤としてケシ農園経営者たちを保護した。1911年、メキシコ革命によってディアス独裁政権が倒れ、熾烈な内戦と混乱を経て1940年から制度的革命党(PRI)の一党独裁体制が確立、その過程で1930年代、メキシコでは中国人移民排斥運動が起こり、多くの中国人が殺され、あるいは国外追放を余儀なくされると、メキシコのケシ農園は全てメキシコ人の手に渡った。 メキシコの麻薬栽培は第二次大戦中と1960年代米国のヒッピーブームという二度の拡大期を迎える。第二次大戦下ではモルヒネとしてメキシコのアヘン需要が高まり、これがメキシコの貧困層に雇用を提供することになった。1960年代~70年代に米国で盛り上がったヒッピーブームはドラッグの中でも特にマリファナ需要を高め、マリファナは元々スペイン植民地時代のメキシコでもわずかに栽培されていたが、この時期に栽培が急拡大した。麻薬ビジネスの確立はこの時期で、小規模農家の作物としての立ち位置から組織的な生産供給体制へ、密輸人も台頭して大掛かりな資金が動くようになる。彼らはじわじわとメキシコ政府にも食い込んで、地盤を築きつつあった。 米国での麻薬使用の拡大に危機感を覚えたニクソン大統領は1973年、麻薬取締局(DEA)を創設、世界的な麻薬戦争に乗り出した。1970年ごろから入管検査の厳密化を始め、19. 10月15日、メキシコのサルバドル・シエンフエゴス前国防相(72)が家族との休暇のためにアメリカ・ロサンゼルス空港に到着するなりアメリカ麻薬.

ここはもう少しメキシコの現代史で補足しながら見ていくとわかりやすいと思うのだが、第二次大戦後、メキシコは一党独裁の下で日本、西ドイツに次ぐ成長率で「メキシコの奇跡」と呼ばれる急速な高度経済成長を遂げた。石油産業に牽引されて工業化が進み中流階級が登場する一方で、農業が急速に衰退、経済成長期の国でよく見られるように格差が拡大する。この産業構造の転換による雇用のミスマッチを基幹産業が吸収できればよかったのだが、上記のように丁度60年代、麻薬需要の急拡大がおきて、そちらに貧困層や農業従事者が吸収されることになった。 70年代以降の不況と行政機構の腐敗、福祉政策の不徹底によって、メキシコの地方部では政府にかわって麻薬産業が下層階級に雇用と福祉を提供するようになり、マフィアがしっかりとメキシコ社会に根を下ろした。彼らにとってマフィアのボスは生活を保障してくれる恩人であり、麻薬ビジネスは成功への道筋である。ゆえに、普通の人びとが一般企業に就職して仕事を覚えていくように、貧困層や地方在住者はマフィアに入って殺しや麻薬売買を覚えていく。仲間と家族のために敵を殺し、金のために麻薬を売るのだ。殺し屋となり、あるいは麻薬の売人となって貧しい家族を支える少年たちが本書でも描かれている。 ところで、こう紹介していくとメキシコが崩壊寸前の国家のように見えるかも知れないが、実は経済で見ると中南米でも優秀な国家の一つだ。外務省のデータを見ると人口約一億二二三三万人、年の名目GDPは12,827(億ドル)で世界15位、成長率2. メキシコ最大の麻薬組織カルテル「シナロア」 / 現在ニューヨークの連邦裁判所で麻薬王エル・チャポ(El Chapo)ことホアキン・グスマン・ロエラの公判が開かれているが、彼と仲間二人が築いた麻薬組織カルテル「シナロア」そしてメキシコで蔓延るカルテルについて以下に説明し. 83%、と好調、絶好調と言っていい。年には中国、アメリカ、ブラジルと並ぶ世界四大国の一つになるという予想もある。一方で、国民の80%が貧困層に属し、国民の2%が国富の50%を独占する格差社会で、貧困層の20%は飢餓の危機にあり、町にはストリートチルドレンが溢れる。順調な経済成長の影で福祉と再分配に失敗し続けてきた結果として、地下経済が発展したというわけだ。世界屈指の目覚ましい経済の成長と世界最悪レベルでの秩序の崩壊とが同時に進行している。 副題にある、「『犯罪者』たちの叛乱」とはまさにこの社会構造のことである。政府の政策の失敗に対するメキシコ社会の異議申し立てが熾烈な麻薬戦争として現出している。さらに、麻薬組織はもはや麻薬にとどまらず様々な. メキシコの麻薬組織が麻薬を売るのは当然お隣の アメリカ である。 アメリカの密輸麻薬の 70% がメキシコから 来るらしいので、 アメリカ連邦麻薬取締り局(DEA) もその摘発に躍起になっている。. 今年11月までにジャーナリストが19人暗殺されたメキシコ麻薬組織カルテルと犯罪グループが蔓延るメキシコでジャーナリストが暗殺される事件が. · >メキシコの麻薬組織 >農家に麻薬植物栽培するように要求逆らったらマルちゃんしちゃう >農家に麻薬植物栽培するように要求従ったら敵対組織にマルちゃんされる. (画像はイメージ) ” メキシコ麻薬戦争 ”は メキシコ麻薬組織(カルテル)同士の勢力争い 、それを 取り締まるメキシコ政府との間の現在進行形の武力紛争 のことです。. メキシコ中銀は10日、商業銀行が保有する余剰現金の買い上げを中銀に義務付ける法案を批判した。写真はメキシコ中銀のビル。年撮影。(.

メキシコで麻薬犯罪を取り締まっていた国防大臣が実は麻薬組織のボスでしたというお話。 事実は小説よりも奇なりということで話題になっているけれども、メキシコ国境に壁を作るとアメリカの大統領が言ってるの本当に本気なんだなと改めて感じる。. メキシコ全土の現職や元市長、警察署長が組織犯罪で日常的に起訴されている。 年から年の間に、少なくとも201人の地方公務員が暗殺され、その多くはカルテルとつながっていたか、カルテルへの協力を拒否したためとされている。. · メキシコ市 10日 メキシコ 麻薬 組織 ロイター - メキシコ中銀は10日、商業銀行が保有する余剰現金の買い上げを中銀に義務付ける法案を批判. 自警団を作ってもだんだんマフィア化してしまうという.

【メキシコシティ=丸山修一】トランプ米大統領はメキシコの麻薬カルテルをテロ組織に指定する考えを示した。11月初めにメキシコ北部で米国籍. 元国防相逮捕!メキシコ麻薬組織のヤバい実態 「まるでゴッドファーザーの世界」と話題. その関係からメキシコでは麻薬密売組織カルテルが横行し犯罪が年々増加している。 そして、その犠牲となっているのが多くの若者である。 その要因としてメキシコ代表紙『 Excelsior 』(4月29日付)は2つの点を挙げている。. 麻薬王の老舗組織と新興凶悪集団の抗争激化 メキシコの麻薬組織カルテルの両雄シナロア(Sinaloa)とハリスコ・ヌエバ・ヘネラシオン(CJNG)の. フアン・パウジエル BBC Mundo, メキシコシティ 年5月6日 (抄訳) ナルコの武力が再びメキシコを揺るがす. 【メキシコシティ=丸山修一】メキシコの治安悪化が米国との新たな対立の火種になろうとしている。米が求める麻薬組織幹部引き渡しのための. 殺人への心理的障壁を崩し、仲間の連帯感の道具として宗教もまた重要だ。本書で紹介される彼らマフィアの信仰がとても興味深い。十九世紀ディアス独裁政権に立ち向かったヘスス・マルベルデは金持ちの搾取に対する貧乏人の反抗のシンボルとして神格化され、マフィアに限らず貧困層の間で信仰されているが、同時にマフィアの暴力行使を正当化する信仰となっている。ヘスス・マルベルデの礼拝堂を管理する男性は著者にこう語った。「どこの国にもロビン・フッドはいる。あんたの国にもいるだろう?」(P264) また、自ら宗教集団とした組織もある。「ラ・ファミリア・カルテル」はカトリックとメキシコの世俗信仰を組み合わせて神の名のもとの復讐として暴力と殺戮を正当化し、残虐さで知られる戦闘集団となっている。ラ・ファミリアのボス・ナサリオは構成員にこう説いた。「二ペソのために奴隷になるよりも、一ペソの持ち主になるほうがよい。頭を高く掲げて死ぬほうが、膝を折りみじめに生きるよりもよい」(P278)。日本のヤクザの道徳にも通じる教えで、単なる暴力組織を麻薬取引、テロ、誘拐、ゆすり、殺人なんでもありの熱狂的な宗教集団に変えた。 特にギャングたちの間で広く進行されているのがサンタ・ムエルテという女神であるという。サンタ・ムエルテは死の女神で、かつては秘教としてわずかな人びとの間で密かに崇拝され、貧困層を守護する民間信仰に過ぎなかったとも言われるが、近年の麻薬戦争の激化とともに、ギャングの間で広く崇拝されるようになった。その姿はフードをかぶった骸骨で右手に頭を刈り取る鎌を持ち、メキシコシティのテピート地区(別名バリオ・ブラーボ(ならずもの地区))を中心にメキシコ全土、さらにはスペインやオーストラリアまで広がっている。この信仰が危険視されているのはギャングたちの首狩りを正当化することだ。信仰心厚いギャングは殺した相手の生首をこの女神に捧げるといい、女神は彼らの残虐行為によって生じる罪を赦し、正当化するのを助けている。. 「麻薬戦争」が繰り広げられるメキシコの中でも、首都メキシコ市は比較的平穏なオアシスに近いと考えられていた時期があった。しかし市の.

See full list on yaziup. See full list on call-of-history. メキシコ麻薬密輸組織の武器はどこから来るのか? ¿De dónde salen las armas pesadas del narco en México? 麻薬カルテル(まやくカルテル)は、麻薬の製造・売買に関する活動を行う組織。 麻薬の所持、売買、使用等は、多くの国では制限が掛けられており、組織は非合法な存在となる。.

· 麻薬組織カルテルと犯罪グループが蔓延るメキシコでジャーナリストが暗殺される事件が多発している。スペイン紙『El País』メキシコ支局からの11月25日付報道によると、今年は11月の時点で19人が暗殺され、これはこの10年間で最大の記録だという。. この“麻薬戦争”の原因については、貧富の差・貧困や麻薬組織と政治・警察の癒着などが指摘されています。 更に根本的な問題は、隣にアメリカという巨大消費市場があることです。 **** メキシコ“麻薬戦争” ジャーナリズムの危機 ****. メキシコ当局、アメリカ当局及びインターポールから指名手配を受けたが地下に潜伏しつつ麻薬密売組織において活動を活発化、年にはライバルであるガルフ・カルテルのボスであるオシエル・カルデナス・ギリェンが逮捕されてから急速に勢力を拡大さ. · 年、メキシコ国内で暗躍する巨大麻薬カルテルは、組織のシノギを邪魔する競争相手および政治家や政府高官などを標的にしている。主な殺害方法は、大量殺人もしくは暗殺のふたつである。. メキシコ 麻薬 組織 メキシコ検察当局の発表によれば、11年9月までの5年間に麻薬組織による犯罪や抗争で4万7515人が殺害された。 この間の全他殺者数はざっと10万人. メキシコ 麻薬 組織 メキシコのサルバドル・シエンフエゴス前国防相が16日、麻薬密売などの罪で米国の検察に起訴された。前政権時の国防相として麻薬犯罪対策を.

社会の奥深いところまで浸透し、政府への不満を糾合して受け皿として機能する麻薬組織に対し、武力行使は、敵がまさに国民であるがゆえに、これまで確たる効果を見せられていない。複雑化する麻薬取引の流れはFBIやDEAなどを持ってしてもなかなか解明出来ず、米国市場への流入を止めることはできていないどころか、メキシコ国境付近の諸州にはメキシコマフィアの末端組織も登場し、アメリカの主要都市にも拠点が築かれつつある。現状、メキシコでは血で血を洗う抗争をしメキシコ軍と激しい衝突を繰り返す各組織もアメリカでは共存共栄の立場を崩さないが、実はかなり危機的状況と言えそうだ。 著者はこの打開策としてマリファナの合法化を提案している。日本のようにほとんど流通していない国では論外だが、メキシコやアメリカのように日常的に入手できる状況だと、むしろ合法化することで規制と管理の網をかけ、マリファナの生産・取引の現場から非合法組織を排除することに繋がるのではないかというわけだ。ただ、それが果たして実際に効果的なのか、合法推進派と反対派の間で意見の対立がある。 しかし、むしろアメリカで銃規制を行う方が効果的なのではないかとも思う。本書によれば、年、メキシコ政府がギャングから押収した約六〇〇〇丁の銃のシリアルナンバーを照合したところ、約九〇%にあたる五一一四丁が米国内の銃砲店で売られたものだったという。また、年から年までに押収されたもののうち六万三七〇〇丁が米国の銃砲店で市販されていたものだったという。ほかメキシコ軍やグアテマラ軍などからの抽出品もあるが、大半が米国で市販されている銃の密輸品だった。このようなデータが紹介されながら、本書では米国の銃規制について一言も触れられていないのは不思議なぐらいだ。 メキシコ麻薬戦争を内戦とするならば、内戦に至る大きな要因の一つが武器の流入である。ユーゴ紛争は冷戦終結による東欧共産国家の崩壊で流出した武器が大きな影響を与えたし、イラクのフセイン体制崩壊後の内戦もイラク軍の解体による武器の流出が背景にあったし、現状のシリア内戦からISILの台頭に至る過程でもその武器流入はアラブの春で崩壊した諸体制、特にリビアの影響が大きいと言われる。このような内戦と同様に、自由の国アメリカで出回る大小様々な銃火器がメキシコ麻薬戦争という内戦に大きな影響を与え. メキシコでいくつかの反麻薬作戦中に回収した麻薬組織の武器、ドラッグ、金、宝石など。 飛行機に乗せられる直前で没収された1.

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